スウェーデンの名窯グスタフスベリ(Gustavsberg)が手がけたリネア(Linnea)のティーカップ&ソーサーです。カップは背の低い円筒形で、胴を細い蔓が一周し、そこから桃色と藤色の釣鐘形の花が二つずつ垂れ下がります。丸い葉は緑と水色が交互に置かれ、白い地に軽い線だけが走る、余白の多い絵柄です。ソーサーは中央に同じ草花を一株、その外側に蔓を巡らせた構成で、カップを載せると内と外で絵柄が呼応します。
リネアとは、スウェーデンが生んだ植物分類学の祖カール・フォン・リンネ(Carl von Linné、1707〜1778)にちなむ草花、リンネソウ(Linnaea borealis)のことです。ラテン語で属名と種小名を並べて記す二命名法を確立し、生物の名づけの体系をつくった人...